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34週で生まれた早産児、NICU入院後の1週間

早産児
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こんにちは、エフリパです!
妊娠34週、1984gで生まれてきた我が家の赤ちゃんは、「早産児」で「低出生体重児」です。出産後すぐにNICUに入院することになりました。

この記事の前半では、早産児や未熟児の説明と、成長目安の考え方を紹介しています。後半はNICU最初の一週間のベビの成長レポートです。

早産児や未熟児について知りたい方、早産児の生まれた後の成長が気になる方はぜひこの記事を覗いてみてください。

この記事は、こちらの出産編の続きになります。

37週未満で生まれた子どもは「早産児」

在胎37週未満で生まれることを「早産」2,500g未満で生まれた子どもを「低出生体重児」といいます。以前はこのどちらかで生まれた場合に未熟児と呼んでいましたが、今は正式な呼び方としては使われていないようです。

低出生体重児の中でも、1,500g未満の赤ちゃんは極低出生体重児、1,000g未満の赤ちゃんは超低出生体重児といいます。(参考:スモールベイビー「低出生体重児・早産児の違い」)

また、NICUは日本語で新生児集中治療室のことです。早産や低出生体重児の赤ちゃんは、自力で生きるのが難しくサポートが必要なので、NICUに入院することが多いと思います。我が家のベビも生まれてすぐにNICUに入院することになりました。

早産児の月齢の考え方

早産児は、正期産の子と同じように生後~か月と考えると、成長の目安のズレが生じます。体重などの目安のグラフ「成長曲線」にそのまま当てはめて考えても、特に月齢が若いころは小さくて軽いのが当たり前です。グラフに入らないほど小さかったり軽いこともあります。

このズレを修正して考えるため、出産予定日を0日とした修正~週、修正~カ月という数え方があります。ベビの場合、予定日3/31に対して2/24生まれなので、だいたい1カ月ずらして数えます。例えば3月24日は生後修正0カ月です (厳密には3/31以降が修正0カ月)。

体の成長は修正月齢、心の成長は実際の月齢を目安にする

身長や体重、首すわりなど、体の成長に関わることは修正月齢考えるので、成長曲線も修正月齢に当てはめて考えます。

アプリ「ぴよログ」では、修正月齢でのグラフを見ることができるのでめっちゃ助かります。青と緑の線を見ると目安から外れているけど、修正月齢の赤色で見るとだいたい網掛け部分の真ん中を推移しています。いい感じに成長しているのが分かって、パパは安心しました。

ベビの成長曲線


一方で、心の成長は(修正月齢ではない)素直な月齢で考えます。早く生まれてきた赤ちゃんは、ママパパたちと早く触れ合えるので、心は早く出来上がっていくんです!すごい!

レポート:生まれた時の早産児の状態

生まれてすぐのベビは「新生児仮死」という状態でした。新生児仮死は、生まれた時に自力で生きるのが難しく、サポートが必要な状態です。

ベビは生まれた時は自力での呼吸が苦しい状態でした。早産での分娩が分かっていたので小児科の先生もスタンバイしていて、生まれてすぐに人工呼吸をしてもらいました。そのおかげで自分で呼吸ができるようになったんです。

ただ、それでもすぐに上手に呼吸ができるわけではありません。鼻から呼吸をサポートする機械をつけてもらいました。前回の投稿でもお話したゾウさんスタイルです!


また、上手に飲むこともできないので、口から胃にチューブを入れてミルクを投与していました。点滴での糖分・水分の補充や、心拍などのモニターもしていました。

いろいろつけているにも関わらず、本当に小さい!かわいい!もちろん心配もありましたが、無事に生まれてきて、懸命に生きているのが喜びで幸せでした。

レポート:NICU入院後の1週間

出産後5日間、ほかの産婦さんと同じように妻も入院していましたが、母子同室はできません。
朝と夜に1回ずつNICUでの面会ができるのでベビに会いに行き、搾乳した母乳を届けていました。

面会は両親だけできるということで、私も妻と一緒に毎日面会に行きました。
私の会社では、妻が出産した後5日間休暇を取れる制度があり、平日5日間を休んで地元に残ることができていました。本当にありがたいです。

生後2日の朝には鼻の呼吸器が取れ、ゾウさんスタイルを早くも卒業!さらに夜には点滴も取れていて、両親はその成長スピードの速さに感動していました。

面会では、寝ているのにいつも足をバタバタ動かしていました。お腹の中で激しくキックしていたのはやっぱり気のせいじゃなかったんだね…

生後3日胃のチューブも取れて哺乳瓶でミルクが飲めるように!ただ、黄疸が出てきて治療のため、保育器がブルーライトでパーティーモードになっていました。


生後4日、黄疸治療が終わり、夜にはママから直接飲む練習を始めました。ママとパパはげっぷの時のおっさんのような姿が可愛すぎて、毎回写真を撮っていました…

生後5日、産後の経過は心身ともに順調で、妻は予定通り退院できました。目まぐるしい出産を終え、初めはベビより妻の方を心配していました。それでも、この5日間ずっと元気そうだったので安心と同時にびっくりしました。

ベビは早く両親に会いに来てくれただけでなく、NICUに入ってママがゆっくりする時間を作ってれていたんです…!(親バカ)

生後1週間、毎日面会に通い、NICUではいろんなパパ練習もさせてもらいました。
哺乳瓶からミルクをあげたり、オムツ交換したり。まだ自分でオムツにすることはできないうちのベビ。ワセリンと綿棒を使った肛門刺激も、この時から経験させてもらえて良かったです。

NICUで看護師さんにずっと見てもらえるのは一番安心。だけどいつごろ退院できるんだろう?あと入院代ってどうなるんだろう…?

気になる切迫早産やNICUの入院費用については、こちらの記事から。


入院レポートの続きはこちらからどうぞ。

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