こんにちは、エフリパです!
NICUに入院した早産児。入院したのは安心ですが、いつ退院できるのか目安がないと不安ですよね。34週で生まれた我が子が伝えられた、退院条件をご紹介します。
NICU入院2週目から退院目前までの成長レポートも記録しているので、ぜひ見ていってください!
切迫早産のママなど、早産について心配している方。この記事が、心配の解消に少しでも役立つと嬉しいです。
この記事はこちらの続きです。
退院条件は修正月齢と体重
うちの子の場合は、生後4日目にざっくりした退院の条件が2つ伝えられました。どの赤ちゃんも一緒なわけではなく、あくまで我が家の場合です。
・修正(妊娠)37週以降 (一般に37週以降が正期産だから)
・体重2,300g以上
これを聞いたときは修正35週だったので、「早ければあと2週間で退院できるってことか!」と一瞬期待しました。ただ、生後4日時点での体重は1,851gでした。出生体重は1,984gです。
「あれ?減ってる…」
実は、生後すぐの赤ちゃんは飲む量より体から出る量の方が多く、体重が減っていくそうです。出生体重に戻るにはだいたい生後1週間だそう。ベビの生後1週間は修正35週6日なので、修正37週までに2,300gまで一気に増えるはずがなく、「退院はけっこう先」というのがなんとなく分かりました。
検査結果も退院条件
2つの条件のほかに、いろいろな検査結果も退院の条件となっていました。
・血液検査
・超音波検査
・眼科診察
・頭部MRI
眼科の先生の診察は、未熟児網膜症という疾患の評価のためです。
NICUでの体調管理
私は、妻の産後5日間に取得した休暇が終わって、当初の予定を変更して一人寂しく静岡に戻ることになりました。
妻は退院後、毎日往復1時間かけて搾乳を病院に届け、それを看護師さんがベビに飲ませてくれていました。1日1時間半の面会の時だけ、直接母乳をあげることができました。
他の赤ちゃんも入院しているので、NICUでのご飯とオムツ交換は時間でキッチリ管理されています。ベビの場合はどちらも3時間ごとでした。これは生後二週目の記録表です。授乳の時間(サク:搾母乳)や「尿」「便」がどれくらい出たかも記録してくれています。
ベビは日に日に飲む量が増えて、私が毎週末会いに行くと、毎回成長した表情と体の力強さを見せてくれました。
NICUはママパパも成長できる場所
NICUに面会に行くと、哺乳瓶からの授乳やオムツ交換をさせてもらえました。最初は何も分からないママパパも、プロの看護師さんに教えてもらえるのでとても心強いです。NICUに入院せずに退院していたら、「なんで泣いてるの?」「げっぷ出ないの大丈夫?」など、もっと心配ごとがあったと思います。
以前の記事でも書きましたが、入院している時期はオムツ交換の時に肛門刺激をしていました。ワセリンを塗った綿棒をお尻に入れてあげて促してあげるんです。教わっていなかったら、不器用な私はたぶん挫折していました…
入院三週目の血液検査で鉄分の数値が足りていなかったので、鉄のお薬を毎日飲むことになりました。このシロップのあげ方も面会の時間に教えてもらえるんです。とにかくいろんなことを経験させてもらえるので、パパの自覚もできていくし、退院後のイメージをできたのがとても助かりました。
ママとパパの沐浴デビュー
この時期からは、なんとお風呂も入れさせてもらえました!最初は私が下手だったので泣かれてしまいましたが、二回目からは気持ちよさそうに入ってくれました。背中を洗われる時のポーズが可愛すぎて、私たち夫婦はすっかり背中ファンでした🌞
この頃から、顔のしわが減って表情もハッキリして “赤ちゃんっぽさ” が出てきたように思います。
体重は2,200gを超え、眼科診察の結果も問題ありませんでした。
主治医の先生から「来週の頭部MRIで問題なければ退院を考えます」と伝えられ、無事成長しているのを実感して安心したのを覚えています。
私の産後パパ育休も、仮で決まった退院日から4週間に変更して、会社に申請をしました。
退院予定日が決定!
入院四週目、体重は目標の2,300gを超え、ほっぺも丸くなってきました😊
頭部MRIは赤ちゃんが泣いてしまうので、眠るための薬を飲むようです。が、それでもベビは検査の時に怖がって泣き、追い薬したそう。そのせいで、「面会でもずっと眠そうだった」と妻から後で聞きました😇
MRIの結果に大きな問題はなく、退院日がちょうど生後30日にあたる3月25日に決まりました!!
ベビ本当におめでとう🎉
レポートの続編はこちらからどうぞ。
気になるNICU入院費用のお話はこちらから…
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